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イスラムの天国に期待する男の娘

イスラームにおいては子供を産んで育てる事は男女問わず人間にとって重要です。

それであたしは考える。

「地上で子供を産んで育てる事の出来なかった女は天国でその体験をできるのではないか。そしてその時子供として授かるのは悪行を行わず流産、死産で生まれてこなかった子供たちや親の愛情も知らず幼くして死んだ子供たち。天国では多分 自分の年齢は自由になるんだろう。ただ子供を産んで育てるときは授かってからその子供が親から離れパートナーを得るまで子供と共に歳を重ねていく。もちろん地上で(幸福な)結婚ができなかった男女は天国で最良のパートナーを得るのだろう。その子供が出来なかったのうちに地上で心と体の性別が一致しなかったあたしたちトランスジェンダーも含まれる。ゲイのカップルはわからないけどビアンのカップルだってマルヤム(キリスト教の聖母マリア)の事があるから当然可能だろう。」

イスラームの教義にはそう想う事が出来る部分があるとあたしは信じています。

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イマームさんの質問に

毎週日曜日 イマームさんのお子さんに漢字の読み方を教えています。

手が空いたときにイマームさんが日本語でイスラームの説明の文章を用意していました。

それで紙に印刷された「(アッラーが)導いて」の意味は何ですかって私に聞かれたので

「イッヒディナスィラータルムスタキーム 我らを正しい道に導き給えの意味です」と答えたらちょっと感心されました。

これはアルファーティハ(開端章:クルアーンの第一の章)の6番目のアーヤ(節)です。

イスラームを日本人がどう考えるべきか

イスラム原理主義とかイスラム過激派とか色々 ニュース用語があふれております。

日本人の皆様にとってはイスラムとは通常の人種や民族、国籍を超越した人間の分類カテゴリーだと認識すると良いのではないかと思います。日本人、アメリカ人、黒人、白人etc.全ての人間の内 シャハーダ(信仰告白)したかしていないかで分類される最も上位の人間分類法であると。

イスラム教徒は国籍や人種、民族での分類されるより前にムスリム、ムスリマなのです。色々な人間集団の中には犯罪者やテロリストや自分の考えを人に押しつける人がいる。それと同じであると。

土曜日(2017/06/03)名古屋モスクのイフタールからタラウィまで参加しました

イフタールって言うのはマグリブ(日没後の礼拝)のアザーン(礼拝の時間のお知らせ)があってラマダーンの断食が明けての食事の事です。

自宅で断食してる時はどうしても我慢できなければアザーン後に水分だけ飲んでマグリブ礼拝をしてから食事してました。モスクのイフタールはまずナツメヤシやケーキっぽいものを軽く食べてから礼拝して それからお弁当でした。礼拝の仕方のガイドブックでも食事が前に出たら礼拝は後にするとあります。

モスクの礼拝室はいろんな国のいろんな民族の人達が集まって座って食事しました。日本人信者も何人かは居ました。

イフタールが終わると間もなくイーシャ(夜寝る前の義務の礼拝)があって さらにタラウィの礼拝でした。タラウィはラマダーンの時だけでクルアーンを暗誦しながら繰り返し礼拝します。数は数えてないけどガイドブックによると20ラカートみたいです。モスクなので声を出して暗誦するのはイマームさんだけです。私はクルアーン全部を覚えてないので自宅でも暗誦は出来ません。

参加して思ったのは 出家とかそういう概念のないイスラームで普通の信者が自ら集まってこう言う斎戒や礼拝を行う これは他の宗教ではないことではないでしょうか。これを見たら例えば中東に戦争行ってる米軍兵士がこれこそ神に近づく道であると改宗者が続出しているのも判ります。こう言う信仰に従った生活を続ける限りイスラームはいずれこの困難な時代をなんとかするでしょう。

みんなに挨拶して帰宅です。地下鉄の本陣駅に向かう途中 若いムスリム達に話しかけられてどうして改宗したのとか 名前聞かれてファーティマすごく良い名前だねとか言われて女として嬉しい。

翌日 すごい腰が痛いんです。通常の礼拝が出来ないくらい。狭いところで無理な体勢で礼拝を続けたのが負担だったみたいです。今日はルクーやサジダは出来ませんでした。キヤームやルクーより軽い礼でなんとか礼拝しましたけど。

ラマダーン朝ご飯は諦めました

ラマダーンですが最初 禁欲はファジュルからだと思ったらファジュルのアザーンの時間になったらもう食べちゃダメだそうです。最初の一日の断食は無効でした。(5/27朝からの断食)

今 夏至に向かって日が長い季節でファジュルのアザーンは3時前でとても夜の礼拝をした後に眠って起きられないです。特に私は睡眠薬を服用してますし。

と言う事で朝ご飯を食べるのは諦め多少遅くまで起きていて水分を取ってから眠りファジュルは時間ギリギリかカダーでもしょうがないというやり方をする事にしました。

今夜からラマダン?

今夜からヒジュラ暦1438年のラマダンが始まります。しかし確定ではないです。名古屋モスクで今日のジュムアが終わった後に今夜の9時半になったらわかりますと言ってました。

ラマダンはヒジュラ暦の9番目の月です。ヒジュラ暦は完全太陰暦で月の満ち欠けだけで決まります。朔を観測したら新しい月に入ります。そして日没から一日が始まります。ニュートン力学による計算では今夜が朔なのですけど科学法則よりアッラーフの意志が上位なのでアッラーフが何かの理由で月の動きを変える可能性もあると言うことで観測しないといけないのだと思います。

日本ではどうやってるのかよくわかりません。日本のどこかで観測した結果を使うのか日本に一番近いイスラームの国(多分マレーシアですね)の観測結果に従うのかどちらかだと思います。

最後の使徒

イスラームでは我々の預言者ムハンマドが最後にして最大の使徒と信じます。

それは人間がアダームとイブ以来 生きてきて数々の預言者を通じて神の教えを受けてきた。
そしてクルアーンでムハンマドに啓示が与えられこれが最後。後はマフディー(救世主)が再臨するまで後は神からの特別な援助は与えられないと言う事。

つまりクルアーン、これで充分だね。後は自分達で考えて行動しなさい。神が手取り足取り教えるのは終わりだよと言われたと言う事だと思います。

イスラーム世界で今は厳密にクルアーンやシャリーア(イスラム法)に従うべきと言う立場もあります。でも人間は理性を使ってクルアーンやハディースをその時代の状況に即してどう生きるか考えるのだと言う立場の方が本来は主流だった。厳密にと言うのはもちろん自分の行動についてそう思って従うのは良いと思うけど他者には寛大さを以て接するのが本来のイスラームだと思います。

厳しい刑罰を課してる国もある。それはアッラーフ以外内心の事を判らないから罪の情状酌量は必要ないと言う事らしいです。しかしアッラーフが罪を裁く時 それは意志が重要とされるとなっているのです。
善行を行いたいと思うこと、悪行をしたくないと思うこと それが本当の心であったとしたらアッラーフは報償を与えるとなっているのです。意志はその人本人に属するが結果は本人だけに属するのではないからです。結果重視で裁くのは内心を判断できない人間が共同体の運営をしなければならないこの世界ではある程度やむを得ないが最大限の寛大さを為政者は持つべきと思います。この点だけは信仰に於いてキリスト教国に遅れを取っていると思います。